更年期障害への効果
更年期障害とは、月経がなくなる「閉経」を境にした前後の通算10年間くらいの時期に起こる様々な障害症状のことを言います。
更年期障害が起こる原因としては女性ホルモンの分泌の減少が関係しているとされていますが、マカが更年期障害に良いとされるのは、マカにはビタミンB群、アミノ酸、カルシウム、サポニンといった栄養素が豊富に含まれているからで、更にはホルモンバランスを整えるカルシウムがイライラを静める働きをします。
又、細胞代謝の活性化、ホルモンの分泌の調整、免疫力強化などの作用も改善効果につながっています。
サポニンは脂肪代謝を正常に保つ効果があります。これは大脳皮質を刺激してホルモンの分泌を促進し、副腎皮質機能を興奮させて外界からのストレスに対して抵抗力を高めてくれるということで、サポニンは血液中のコレステロール、中性脂肪、遊離脂肪酸を減らし、脂質濃度を低下させます。結果、脂質代謝を正常に保ち、肥満を防止します。
更年期障害は、ホルモンバランスの不安定や急激な分泌の減少が影響した身体や精神的な諸処の障害ですから、女性ホルモンの分泌を安定化させる事は非常に効果的なのです。もちろんホルモンに効果のある栄養素以外に、ビタミンB群、アミノ酸が疲労を取り除いてくれることも相乗効果になっています。